この時期になると、決まって生徒に聞く質問があります。
「世界で唯一、原子爆弾が落とされた国がありますが、それはどこでしょう」
まあ、これはだいたい答えてくれるのですが、問題は次です。
「では、原子爆弾は2回落とされていますが、それは何月何日、どこの街でしょう」
さらにたたみ掛けます。
「日本で戦争が終わった日は、何月何日でしょう。」
ここまで来ると、完璧に答えられる生徒は少ないです・・・残念ながら。
今年の3年生は数名でした。
別に戦争時代を美化するとか、戦後の日本を卑下するとかそういうことではなく、日本人として生まれてきた以上、この3日くらいは知っておかねば、その時代を生きてきた人に失礼だと思うのです。
年々、こういった質問に答えられない生徒が多くなっているような気がしていろんな意味で大丈夫かよって思うことがありますが。それこそ、「教育」の出番です。大人が伝えてなんぼでしょう。
戦後70年となる今年、ちょっとそのへん学んでみてはいかがでしょうか。
ということで、おすすめの書籍や映画を幾つかご紹介。
1 硫黄島からの手紙

いわゆるハリウッド映画であります。イーストウッド監督作で、こちらは硫黄島の戦いを日本視点で描いた物になります。かなり中立な視点から撮られた作品であるため、変な日本びいきやアメリがびいきがなく、違和感なく観れる作品です。「父親たちの星条旗」という、アメリカ視点から描いた作品も、ぜひどうぞ。
2 男たちの大和
ちょっと前に戦艦大和について取り上げましたが、なんといっても6億かけて作ったと言われる大和のセットが圧巻です。ストーリー的には割とありきたりでしたが、これも観やすくおすすめ。
3 火垂るの墓

言わずとしれた日本名作アニメ。小学生の時に学校で観て、なんとなく怖かった記憶があります。包帯に巻かれたお母さんと出会うシーンは未だにトラウマ。
この時期になると、よく金曜ロードショーとかでやってますよね。
4 日本のいちばん長い日

戦争終結間際の、天皇及び政治首脳陣の動向を描いた歴史的名作・・・になると思われる、明後日公開の新作映画です。
キャストを見るに、制作側の熱意は推して知るべし。
早く観たい…!
5 永遠のゼロ

小説は、読み応え十分です。去年か一昨年の夏かな?話題になりました。
作者の百田さんも一悶着ありましたが・・・作品自体はとても緻密に描かれており、一気に読み進めてしまいました。太平洋戦争に関する書籍の中でも、かなり読みやすい部類に入ると思われます。
いかがでしょうか。なんだかんだで、大人の我々も太平洋戦争についてそこまで詳しく知らないかと思います。この夏、一作くらいチャレンジしてみたはどうでしょうか。
